WHITE'S BOOTS(ホワイツ ブーツ)について ワークブーツ界きっての最高峰ブランド『White's Boots(ホワイツ ブーツ)』。その歴史は古く南北戦争以前の1850年ごろバージニアで木材の伐採産業に従事する労働者『ロガーズ(木こり)』たちのためにWhite's Boots創業者Otto White's(オットー・ホワイツ)の父と祖父が滑り止めの付いたブーツを製作したことを起源とします。 1902年にはアイダホ州にその拠点を置き、1915年からは現拠点であるスポーケン(ワシントン州)に工場を構え、オットー・ホワイツの指揮のもとカスタムオーダーを中心としたブーツ製造をスタート。オットー・ホワイツの『世界一良質なワークブーツを作りたい』というコンセプトから生まれる製品のクオリティ、耐久性、履き心地はエンドユーザーのみならず全米のブーツ業界が敬うほど評価され、White's Bootsはビジネスとしての成功を収めます。 White's Bootsのブーツは、厳しい審査により厳選されたレザーのみを使用し、熟練の職人が一足一足、丁寧に仕上げるハンドメイドブーツで、1960年代以降、多くのブーツメーカーが大量生産に向け機械生産を導入する中、創業以来『made in USA』を貫きハンドクラフトによる伝統製法を守り、作り続けられています。特にカスタムオーダーにおいては、採寸項目だけでも10項目に及び、実に1万1000個ものラスト(木型)から、顧客にフィットする1型を選び作られます。 White's Bootsのアッパーとインソールは、9ストランドのアイリッシュ・リネンと呼ばれる太い糸により熟練の職人によって一針一針、ハンドメイドで縫い合わされる『ステッチダウン製法』で縫製されます。これはブーツ内を水の浸透から防ぎ、さらに十分な強度を与えるために行われます。またWhite's Bootsの特徴である『ARCH EASE製法』により長時間歩いても疲れない工夫が土踏まずから踵にかけて施されています。 さらにWhite's Boots最大の特徴として、White's Bootsのブーツは『レザーシャンク』と『ビブラムラグソール』を固定する工程以外は、一切ビスを使用することなく作られています。このようにWhite's Bootsはまさに『KING OF BOOTS』と呼ぶに相応しいブーツブランドです。 『ARCH-EASE製法』について 『ARCH-EASE』は、『足裏の形状に沿って土踏まずの部分に隙間なく密着するインソール』、『ブーツを履いた際に、解剖学的観点から足にかかる体重を最も軽減できる足の位置』など、長時間履いていても疲れない最高の1足を製作するために考えられた多くの項目を研究した結果に基づき"White's Boots"が生み出したオリジナルの理論です。それは、『ブーツを長時間快適に着用できる形状は、椅子に座り足を組んでリラックスした状態で出来る足の角度(トライアングル)であり、それは踵位置が高く足先が程よく下を向いた状態である』とし、この結果に基づいて『ARCH-EASE』はデザインされ、インソールにその『ARCH-EASE』を作り出す製法がWhite's Boots"の専売特許である『ARCH-EASE製法』です。 |