Danner(ダナー)について Danner(ダナー)は、1932年、チャールズ・ダナー、ウィリアム・ウィエンハーグとその甥の3人によって、ウィスコンシン州(米国)でダナー・シュー・マニュファクチャリング社を創業しました。 創業当初は、ウィスコンシン州(米国)チペワフォールズの工場で日産24足の森林伐採人用の靴底には鋲が打ち込まれた低価格ハンドメイド・ワークブーツを生産していました。 ウィエンハーグが他界した後、本拠地をオレゴン州(米国)ポートランドに移し、事業をチャールズ・ダナー1人で行うようになります。第二次世界大戦中には、『造船所の靴』と呼ばれる樵用の作業靴メーカーとして有名になったが、チャールズ・ダナーは病気を患い、息子のビル・ダナーが後を引き継ぐようになります。 1952年にはアメリカで初めてビブラム・ソールを用いて、クライミング・シューズを作り出します。 1960年、ジョン・F・ケネディが大統領に就任後、アメリカの大衆が健康志向に興味を持ち、ハイキング、バックパッキング、登山などのアウトドアアクティビティが大流行しました。この流れに乗りダナー社は、ワークシューズだけではなく、ワークブーツとハイキングブーツの両方を製造できるよう生産ラインを変更します。 その後に生産された『マウントトレイル』は、軽量かつ丈夫で柔軟性があり、靴としてのクオリティに優れたアイテムとして、当時のバックパッカー・マガジンにより12社を越えるハイキングブーツの中から『最も理想的なハイキングブーツ』として絶賛され、第18回アメリカデザイナー賞を受賞します。 現在では、優れたアウトドアブーツを製造する数少ないブランドの1つとして「実際にダナーの靴を履く人が、不便を感じずに、使いやすく耐久性に富んだ靴を作る。」というコンセプトの元、革新的で最高の品質の靴をかたくなに作り続けています。 |