Lomography(ロモグラフィー)について

Lomography(ロモグラフィー)は、1990年台初頭の、運命的な出会いから始まりました…

1990年代初頭オーストリア・ウィーン。Lomo Kompakt Automat(LC-A)と巡り合ったある二人の学生がいました。それは小さくて、不思議なロシア製のカメラ。彼らは、無作為にお尻の位置から撮ったり、時にはビューファインダーをのぞいて撮ったりする内に、このカメラが生み出す、びっくりするような写真に驚愕しました。鮮やかな色彩、深い彩度、これらの写真には、周辺の光量が暗くなるフレームが写し出されていました。それは、彼らが今までに経験したことのない世界でした。帰国するとすぐに、多くの友人たちが彼らのLOMO LC-Aを求め始めました。こうして、アーティスティックな写真への新しいスタイルが生まれ、ご存知のLomographyが誕生しました。

Lomographyの熱狂的なファンに後押しされた彼らは、この小さくてファンタスティックなカメラを世界中に流通させるため、カメラの故郷セントピータースバーグ(米国) まで契約の為に赴きます。 その後、新商品、フィルム、そして、アクセサリーなどが開発され、同時に世界中でロモグラファーと呼ばれるLomography愛好家を生み出しました。

今日、Lomographyは、実験的でクリエイティブな表現方法を追求し、ローテクとハイテクのバランスを保ちながら"写真"に関わる文化的なコミュニティーとして、国際的に活動するデザイン会社となっています。


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